Authentication · RFC 7208 · 更新 May 2026

SPF

Sender Policy Framework

SPF(Sender Policy Framework)は、ドメインに対するメール送信を許可された IP アドレスを列挙する DNS ベースのメール認証標準(RFC 7208)です。受信側サーバーはこのリストを照会し、許可されていない IP からのメッセージを拒否または評価ダウンします。

§1

定義

SPF(Sender Policy Framework)RFC 7208 で定義された DNS ベースのメール認証標準です。送信ドメインの所有者は、そのドメインを「from」としてメール送信を許可された IP アドレスやサードパーティサービスを列挙する 1 つの TXT レコードを公開します。受信側のメールサーバーは @yourcompany.com を名乗るメッセージを受け取ると、yourcompany.com の SPF レコードを照会し、メッセージが列挙された IP のいずれかから発信されたかを検証します。一致すれば SPF パス、しなければ SPF フェイルとなります。

§2

構文

TXT レコードは v=spf1 で始まり、「all」修飾子で終わります。

v=spf1 include:amazonses.com -all

主なメカニズム:

  • include:domain — 他ドメインの SPF を再帰的にインクルード(ESP 用)。
  • ip4:1.2.3.4 / ip6:::1 — IP の明示的許可。
  • amx — ドメインの A または MX レコードの IP を許可。
  • -all hard-fail(拒否)、~all soft-fail(疑わしいとマーク)、?all neutral。

§3

DNS lookup 10 回制限

SPF は 1 回の評価あたり再帰的な DNS lookup の総数を 10 回に制限しています(RFC 7208 §4.6.4)。各 include:amxexists:redirect= が 1 回を消費し、ネストされた include は累積カウントされます。サードパーティサービスを多重スタックすると permerror が発生し、多くの受信側はこれを失敗として扱います。ip4:ip6: メカニズムは lookup コスト 0 なので、カウントが 7-8 を超えてきたら、古い include を明示的な IP range に展開してまとめてください。

§4

AcelleMail における SPF の使い方

AcelleMail は SPF を生成・署名しません — それは運用者側の DNS ゾーンの責務です。標準的なセットアップは次のとおりです: 送信ベンダーを選び(/pricing ページでは Amazon SES を推奨ペアリングとして紹介)、そのベンダーの送信ドメインをインクルードした SPF レコード(SES なら include:amazonses.com)を公開し、AcelleMail の送信サーバーを同じベンダーの認証情報に向けます。これで SPF チェーンが閉じます。詳細な手順とトラブルシューティングは 到達率 pillar ガイドに掲載しています。

出典

本ページのすべての主張は以下のいずれかに遡れます。

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